バイナリーはマインドが8割、テクニックが2割
バイナリーオプションをするうえで、外国通貨、取引所、取引時間などを決める必要がありますが、自分にとってやりやすいのが一番です。
また、インジゲーターをどれにするか、どのツールを使えばよいか、メンター(指導者)やテキストは必要かなどの問題がありますが、もっとも重要なのがトレーダー(投資家)のマインドです。
知識やテクニックは必要最小限でよい
初心者のうちはどのインジゲーターを使えばよいのか、ツールを使えば安定して勝てるようになるのかなどいろいろ調べます。
調べながら知識が身についていくので、それは必要なことです。
ただ、テクニックやツールに頼っているうちは安定して勝てるようになりません。
例えば、「坂田五法」を理解したり「ろうそく足のパターン」を覚えたからすぐに勝てるようになるかと言えばそうではありません。
また、「このツールを使えば月収〇〇万円稼げる」なんていうキャッチコピーにつられてツールを購入しても、安定して勝てるようにはならないのです。
バイナリーの場合は勝率が53%以上あれば利益を得られますが、どんな優れたツールを使っても永続的に勝率が50%を超えることはまずないと言ってよいのです。
それは、必ずしも、ろうそく足のパターンや過去のデータによって為替レートが上下するわけではないからです。
前述したように、為替レートが上下する要因として、FX投資家の売買行為が大きく影響します。
つまり、FX投資家の心理を読み、自分の精神状態をコントロールすることが、とてもバイナリーオプションで安定した収益を得るためにはとても重要です。
FX投資家は機械ではなく人間です。冷静な精神状態で投資をする人間もいれば、追い詰められた精神状態で投資する人間もいます。
一番やっかいなのは、他人の裏をかいて稼げるだけ稼ぐという精神状態の人間です。
現在は、コロナ禍で世界的な不景気にありますので、小さくとも稼げればよいという精神状態のFX投資家が多くいるように見えます。
それは通常ならあり得ないような為替レートの変動(騙し)がよく見られるからです。
特に、ファンドのような企業単位でする機関投資家や個人でもまとまった金額を動かせる人間は、利益率が小さくとも元手の資本が大きいですので、コマめに数多く利益を得れば大きな利益を得ることができます。
バイナリーで勝つうえでは、そうした騙しをある程度読んだうえでトレードしますが、それでも予想を裏切られることがありますので、そのときに冷静さを保てるかどうかがとても大切です。
負けるのが悪いのではなく、冷静さを失ってドレードすることが悪い
バイナリーオプションは、勝率53%くらいあれば利益を出すことができますので、1回1回のトレーとで負けることはよくあります。
負けたからといって無気になって手当たり次第トレードすると負けこみ、あっという間に資金を溶かしてしまいます。
負けたときには、一回立ち止まって何故負けたのかを考える必要があります。
ほとんどの場合は、読みが甘いせいで負けますが、トレードするための条件がどれだけ備わっていたが見直すべきです。
もし、トレードする条件が備わっているかをチェックしている間に、為替レートが変動してしまいチャンスを失ってしまうという考えがあれば、投資の世界で稼いでいくことはできないでしょう。
条件が備わっているかをチェックする時間は、私の場合は10~15秒ほどかかります。
もし、その間に為替レートが変動してしまったら、あっさりとあきらめて次のポイントを探します。
慣れてくれば、為替レートがトレードしようと思う方向と逆に動く可能性がどのくらいあるかも分かりますので、どっちつかずなときは止めたほうがよいです。
初心者のうちは、軽率なトレードを慎み、わずかな利益が上がったことを素直に喜び、1回負けたからといって冷静さを失わない精神性を保つことが大切です。
負けが3回続いたら、その日は止めるくらいのルールを作ってもよいですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません