投資とギャンブルとの違い
投資をギャンブルと同じと考えている人のためにこの記事を書きます。
確かに、投資もギャンブルもお金を稼ぐと言う意味では方向性は同じです。
違うのは、投資はお金を稼ぐのは手段であり目的が別にあるのに対して、ギャンブルはお金を稼ぐことが目的です。
例えば、企業が設備投資をすることで利益をあげ、株主や従業員へ利益の分配をし、さらには企業がもつ社会的な役割を価値あるもにすることができます。
それに対して、ギャンブルの場合は一時的に儲かって気分がスカッとしても、娯楽や嗜好などの個人的な楽しみに消えることがほとんどではないでしょうか。
「悪銭身につかず」という諺があるように、一時的に稼いだお金が泡にように消えるのはよくあることです。
カジノをギャンブルと考える人が多いですが、カジノで設けたお金を貧しくて難病や重病の治療ができない人々に使うとしたら、それは立派な投資と言えます。
また投資には失敗がつきものです。「失敗は成功のもと」ではりませんが、投資を続けていくことで失敗の中から学びとっていくことがあります。
数多く失敗を重ねていくうちに、だんだん失敗に一喜一憂しない自分になっていくことに気がついてきます。
やがて少しのお金を失っても、心理的に動揺ししない自分の成長を喜ぶ心を持つことのほうが大切だと分かるようになります。
そして、失敗をしても必ず成功できるという揺るぎない自信につながっていくのです。
それは投資をする目的が、生涯をかけて達成するような大きなものであるほど信念に支えられた自信になるのだと思います。
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